医師部受験

医学部受験は医師を志すファーストステップです。他の職業などでは‘○○になるため’のいくつかの選択肢やプロセスが多くの場合ありますが、医師という人の生命を預かり、ケガや病気を治すプロフェッショナルになるには医学部での修学が必須です。

医学部は日本全国の大学で国公私立合わせて80箇所開設されており、一学年100人程度の少人数制で編成されています。日本は社会問題と化している少子化の時代にあり、大学の学生確保競争が激化していますが、医学部に関しては志望者が年々増加の傾向にあります。医師という職業への憧れやヤリガイはもちろん、プロフェッショナル性、社会的貢献性、職業的な安定性、高い収入やステータスなど医師の魅力を見出す学生が少なくありません。過去10年間を振り返ってみても連続的に医学部を志望する学生数は増えており、近年は医学部志望者数が10万人をゆうに超えています。80の医学部で定員100名、志望者が10万人とすると単純に計算しても医学部の倍率は12.5倍にもなります。入試倍率が最も高い医学部では約30倍の倍率を誇る大学もあります。

医学部受験は非常に競争が激しいだけでなく、大学受験の中でも最もレベルが高いと言われる学部です。医学部の最高峰である東京大学や京都大学の偏差値は75以上、国立大学の医学部に関しては全て偏差値60以上が必要とされています。一般的に学校や受験の難易度を偏差値で表しますが、偏差値70以上を持つ人たちというのは全体の約3%、偏差値60以上においては全体の15%前後に過ぎません。いかに限られた少数の人たちが医学部に行くことができるかがわかるでしょう。

そうした「難関」を象徴するかのように、医学部受験を現役でクリアーしてくる学生は約2〜4割程度となっています。現役生と浪人生の比率は各大学異なりますが医学部の場合、二浪、三浪と複数年浪人してもなお、医学部を目指す人が少なくありません。それだけ医師という職業に高い志や熱意を持った人が多いことを表すと同時に、医学部受験の難しさがうかがえます。

近年は医学部の入試傾向も変化しており、センター試験における受験科目が増えるなどして難関度が上がり、面接を課す大学も多くなってきているようです。

医師になるためには難関とされる医学部受験の先にも、進級、共用試験、卒業試験、国家試験とまだまだ高いハードルを乗り越えていかなければなりません。医学部受験は今後試される高い知識と技能を備えるだけの力があるか否か試されていると言えるでしょう。

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